昨今では格安SIMという言葉をニュースなどでも耳にするようになりました。
スマホが必需品となりつつなる今、少しでもスマホ料金を下げようと試行錯誤する人が増えています。
前回の記事でも紹介していますが、格安SIMを使用するにはSIMフリースマホというSIMロックが解除されている端末が必要となります。
スマホの本体価格の相場が4万円~7万円と言われる中、今回レビューするNuuX4(ニューエックスフォー)は1万円台で購入できる言わば格安SIMならぬ、格安スマホです。
もちろん安いだけじゃない!
NuuX4のスペックや使い心地、他のスマホと比較をしながら本音レビューいってみたいと思います。
NuuX4の性能を紹介
NuuX4は香港のメーカーであるSUN CUPID Technologyから発売されたSIMフリースマホで、その魅力はなんと言っても19,980円(税込・送料込)という2万円を切る価格!
まずはNuuX4のスペックを紹介しておきます。
OS | Android 5.1 Lollipop |
本体サイズ | 143.9×71.9×8.3mm |
ディスプレイ | 5インチIPS(1280×720) |
重量 | 160g |
CPU | MT6735 クアッドコア1.3Ghz |
RAM | 2GB |
内部ストレージ | 16GB(購入時空き容量8.7GB) |
バッテリー | 2,250mAh |
カメラ | 1,300万画素(フロント500万画素) |
ネットワーク |
4G(LTE):B1/B3/B19 3G(WCDMA):B1/B6 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n(2.4GHz,5GHz) |
Bluetooth | 4.0 |
SIM | microSIM×2 |
とまぁ、こんな感じのスペックになっているのですが、普通はこんなの見せられても良し悪しわかりませんよね?
安心してください。Yがスマホ選びの重要ポイントをしっかりと紹介していきますよ。
対応しているのはドコモ系格安SIM
NuuX4はドコモ系格安SIMに対応したスマホです。
SIMフリースマホだからといって、ソフトバンクやauのキャリアSIMを差し込んでも使うことはできません。
キャリアがドコモの場合は、差し替えるだけでスマホを引っ越しすることができます。
と、公式サイトにもキャリアはドコモだけとの表記があるのですが、好奇心旺盛なYは手持ちのソフトバンクSIMを差し込んでみました。
あれ?ふつうに使えますよ?
電話もOK、LINEやアプリなどの動作も問題ない感じでした。
気になって調べたのですが、どうやら同じソフトバンクSIMでも作動しない場合もあるようですね。
ただし、メーカーが動作を保障するわけではないので、その辺りはあしからず。
SIM作動条件に契約内容等も関係しているかもしれないので、一応Yのソフトバンク契約内容を表記しておきます。
iPhone6Plus/スマ放題ライト(i)/ スマ放題専用2年契約/データ定額5GB
<NuuX4公式2016年6月24日時点での動作確認済みの格安SIM>
DTI、FREETEL、llJmio、mineo、OCNモバイル、PLAYSIM、楽天モバイル |
もちろん上記以外にも格安SIMはたくさんあります。
NuuX4はドコモ系MVNOのSIMフリー端末なので、ドコモ系SIMであれば動作すると思いますが、nuu mobileに動作確認の問い合わせするのをお忘れなく。
NuuX4(ニューエックスフォー)見ていこう
NuuX4が届きました!
やっぱり新しい物というのはいくつになってもワクワクします。
箱のデザインは白と黄緑が良い感じのバランス!
本体もかなり丁寧に包装されています。
NuuX4付属品

とりあえず付属品をずら~っと並べてみましたよ。
値段が安いということもあり、もしかして充電器が別売りだったり、そんなカラクリがあるのかな?と思ったのですが、USB充電器をはじめ、イヤホンなど、スマホの基本的な付属品は揃っています。
付属品は以下のとおり。
マイク付イヤホン |
ACアダプター |
USBケーブル |
バッテリー |
クイックユーザーガイド(日本語) |
液晶保護フィルム |
ユーザーガイド(説明書)はバッチリ日本語なので安心です。
実はこの付属品の中にもNuuX4の特徴があったりします。
では、スペックと付属品から見るNuuX4の特徴をご紹介していきましょう。
スペック・付属品から見るNuuX4の特徴
難しい言葉や数字を並べられてもピンとこない方のために、重要ポイントを抑えていきましょう。
本体サイズ比較してみた

アイフォン6Plusと横並びにしてみました。
やっぱりPlusはデカいですね~。
Plusはポケットに入りきらないなどのサイズ感に対する不満が結構あったのですが、NuuX4は良い感じのサイズじゃないですか?
Plusは片手操作が不可能だったので結構大変だったんですよね。
NuuX4のサイズはゲームをするのもストレスのないサイズで、片手操作もいけますね!
小さい画面でゲームするのも嫌だし、大きすぎるのも嫌だし、なんて超ワガママなYにはベストサイズに近いかもしれません。
毎日持ち運ぶ物ですからね。サイズ感は大事だと思います。
重量160gってどうなの?
NuuX4の重量は160gです。
この重量、実はスマホ業界の中では特別軽いというわけではありません。
今は150gが中位レベルとなっているので、中位以上の重量になりますね。
NuuX4は耐久性を上げるために、アルミニウム合金製フレームを使用しています。
実際、その差は10gなわけですが、物で表すと100円玉2枚分ぐらいです。
特別軽くもなく!重くもなく!気にならない!
というより、Plusを使っていたYからすれば軽すぎてビックリしたんですけどね。
でも、重量って実際のところ関係ない気がします。
だって、みんな無駄に重いカバーとか付けるじゃないですか!
容量は16GB
iPhoneとかだと、容量によって端末料金が分かれていたりしますよね。
NuuX4は16GB(購入時使える容量約8.7GB)容量のスマホです。
少ないですか?安心してください。
外部メモリー32GBまで対応しています!
と言っても、1GBでもラージサイズの写真1000枚以上いけます。
スマホの容量を全部使い切れる人なかなかいませんよ。
NuuX4のバッテリーの持ちはどうよ?
付属品の中にバッテリーがありますよね。
実はこれNuuX4の特徴の一つです。
スマホってバッテリー一体型が多いんですよね。
スマホの買い替え時期の目安として、バッテリーの持ちが悪くなったという人は少なくないはず。
バッテリーが着脱可能ということは、バッテリーだけ新品に交換することができるわけです。
肝心のバッテリーの持ちは?

NuuX4のバッテリー残量はかなり細かく分析してくれています。
残り時間や、グラフまで表記してくれているので、これはありがたい。
バッテリー2,250mAhって一体どれぐらいなのか?ってことですが、メーカーが表記している数値は以下のとおり。
<通話10時間/スタンバイ170時間>
よくこういう数字見かけますよね。
実際のところは使用状況や電波状況によって異なるので、意外と信用できないって人いますか?
実はこの2,250mAhという数値、今月発売されたiphone7の1960mAhと比べてみても容量十分といえる代物です。
そもそも、バッテリーが小型化、進化した今、容量を外で全部使い切る方が難しいです。
FMラジオがネットを繋がなくても聞ける!
NuuX4は、ワイドFMラジオをネットが不通の状態でも聴くことができます。
付属のイヤホンを差し込むだけで、イヤホンがアンテナ代わりになってくれるようです。
ラジオなんて聞かないよ~と思うかもしれませんが、災害時などはネット回線が込み合うので、万が一のときには重宝する機能です。
保護フィルムついてる!
なんと保護フィルムが最初から付属されています!
保護フィルムって探すのも買いに行くのも結構めんどくさいんですよね。
しかもクリーナーまで付いてる。
スマホの保護フィルムって必需品ですが、一般的な価格だと800円~1500円ぐらいしますよね?
2万円を切る格安スマホにして、なんと良心的なんでしょう。
実際にNuuX4を触ったり使ったりしてみた
NuuX4のスペックや主だった特徴は理解していただけたと思います。
さて、いよいよ本格的に使っていきましょう!!
と、その前にNuuX4はmicroSIM対応となっています。
最近はmicroSIMより更に小さいnanoSIMもありますので、最初に使用するSIMのサイズを確認しておきましょう。
お持ちのSIMのサイズが合わない場合は、SIMのサイズ変更は簡単にできます。
各キャリア、各MVNOそれぞれ3,000円ぐらいでできますよ。
画面は5.0インチのHD

画面は5.0インチのHDディスプレイなので、文句なしに綺麗です。
輝度もかなり高いですね。って思っていたら、明るさ設定がまだ半分でした。
マックスにしたらちょっとまぶしいぐらいです。
使い勝手もGOOD

アプリなどを一覧表示できる機能がワンタップでOK。
アイフォンのときは、使いたいアプリが行方不明になることが多々ありましたので、これは便利ですね。
ちなみにアイフォンユーザーなら分かっていただけると思うのですが、アイフォンはホームボタンが一つしかないんですよね。
これ、デザイン的には良しとされていますが、ユーザー側からすると、インターネット閲覧中に前ページに戻ろうとして広告をクリックしてしまったりするんです。

NuuX4は、見てのとおりホームボタンと戻るボタンが分かれているので、余計な広告をクリックしてしまう心配がありません。
NuuX4のカメラの画質は?
NuuX4のカメラ画素数は1300万画素。
1000万画素を超えれば凄いデジタルカメラと言われていた時代が懐かしいです。
スマホのカメラ性能が上がりすぎて、今やデジカメいらずですからね。
facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)をしている方ならカメラは必須だと思いますが、この1300万画素という数字がどれ程のものなのか?
比較として挙げるのであれば、iPhone7の画素数が1200万画素だということ。
iPhone6に至っては800万画素なので、どれ程性能の良いカメラかわかっていただけると思います。
これ程の画素数があれば、景色でも料理でも人物でもドンドン撮影してOKです。
【NuuX4で撮影】

スマートウェイク機能
アイフォンには無かった、ちょっと気になった機能がスマートウェイク機能。
なんだこの機能は?と思ったのですが、なるほど。
どうやらスマホがスリープ状態のときに指で動作するだけで一定の機能を呼び起こすというもの。
2回タップでスクリーンを起動 |
上にスライドでスクリーンロック解除 |
下にスライドでカメラを起動 |
cを描く(電話) |
eを描く(Chrome) |
oを描く(設定) |
wを描く(コンタクト) |
アイフォンで言う下画面をスライドさせていくつかの機能を呼び起こすアレに近い感じね。
NuuX4の場合は完全なスリープ状態からでも、文字を描くことでダイレクトに呼び起こすことができるようです。
充電端子は上から

NuuX4の充電端子は上に付いています。
これ、かなり嬉しいポイントです!
家にいるときは、充電しながらスマホを操作することが多いのですが、iPhoneなんかは下に充電端子が付いているので、充電ケーブルがとにかく邪魔になるんですよね。
NuuX4のように上部にケーブルを繋ぐタイプであれば、充電しながらの操作でも一切邪魔になりません。
ユーザーのこと考えて作られてるなぁ~と感じました。
ロックの方法は?
新しくスマホを買ったら、まずはセキュリティ設定でしょう。
ということで、スマホのロック設定のページ触ってみました。

どうやら4種類からロック方法が選べるようです。
これは使い勝手良いですね!
ポケモンGOやってみたよ!
スマホといえばゲームでしょ!
スマホのゲームと言えば、とりあえずポケモンGOでしょ!
ということで、ポケモンGOでゲーム動作を確認してみましょう。
検証にポケモンGOを選んだのには理由がちゃんとありますよ。
まず3Dゲームとしての性能、GPSを受信しながらのプレイなど、ポケモンGOってスペックが高くないとプレイに支障がでるんですよね。
さてさて、検証結果は?

データの引き継ぎは問題なく完了。
グーグルアカウントなので、こういった引き継ぎ作業は簡単ですね。
とりあえず30分歩いてポケモン探ししてきましたよ。
ズバリ!快適にいけてます!
一部ネット上でGPS受信が不安定になるなどの情報があったのですが、全然そんなことなかったです。
GPS受信は通信環境にかなり左右されますが、それはNuuX4に限ったことではありません。
出現したポケモンはコラッタ、ポッポだらけでしたが、これはスマホのせいではありません。笑

ついでなので、KOFアプリもプレイしてみました。
毎度のロードなども結構重たい方のゲームだと思うのですが、特にストレスは感じませんでした。
NuuX4は流行りのゲームでも快適にプレイできるスペックが兼ね備えられているということでした。
ゲーマーのスマホユーザーでも安心です。
むしろ、スマホ代を節約して、ゲーム内課金に回すことだってできます。
まとめ
今回はSIMフリー端末NuuX4についてレビューしました。
2万円を切るという破格のスマホということもあり、なぜ安いのか?を探してみました。
結果としては、スマホってなんでこんなに高いんだ?という疑問に辿り着く完成度だと思います。
高額スマホの中には、使うと便利な機能が盛りだくさん。
「使うと」ですよね。もっと言えば「使うことがあれば」の話です。
実際のところ、スマホはアプリで自分のスタイルに合わせてカスタムしますし、そういった意味ではNuuX4は一切の無駄をそぎ落としたコストパフォーマンス重視。
あなたのスタイルに合わせて使って下さい!ということではないでしょうか。
特に格安SIMを検討している方であれば、コストを重視していると思います。
そんな方には是非オススメしたいスマホです。
![]() Nuu X4 (ニュ ーエックスフォー) 白(ホワイト) – Nuu mobile (ニューモバイル) 日本版
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