君の名は。ネタバレ解説!時系列などの違和感をなくしたい!

君の名は。はとても奥が深い作品です。

興業収入もうなぎ上りで、もう少し上映期間が延長されそうですね。

 

君の名は。を見た人の中には「良い」「悪い」の評価割れが起きているようです。

 

君の名は。にはあらゆる伏線が含まれており、パッと見ればただのファンタジー系の青春アニメ。

ちゃんと考えてみれば奥の深い映画で、青春アニメだけには留まらない作品。

 

ただ人格が入れ替わるだけの青春アニメだと見に行った人がほとんどだと思いますが、実際は時系列のズレもあるので、違和感を感じた人は多いのでは?

 

そんな違和感をスッキリさせるために作者の気持ちになってとことん考えてみました。

 

もしかしたら、流し程度で見ていた人は、もう一度見たくなるかもしれませんよ。

ちなみにこの記事はネタバレを含みますので、まだ作品をご覧になっていない方は下の記事をどうぞ。

 

君の名は。評価をプロ目線で興業収入150億突破の理由を考えてみた

 

 

君の名は。ネタバレ考察「ん?」と思った部分

ここから先はネタバレも含みますので、まだ作品をご覧になっていない方はご遠慮ください。

ストーリーの違和感や、そのメッセージ性について考えていきます。

 

普段からサスペンス映画ばかり見ていると、小さな描写や表現にも意味があるのでは?と疑いながら見てしまいます。

展開を考えたり、ラストを想像したりするのも映画の楽しみ方の一つですよね。

 

「君の名は。」を鑑賞しているときも小さな表現を逃さないように見ていましたよ。

そんな中で「ん?」と思った部分について少し書いてみます。

 

君の名は。【ネタバレ考察】なぜ瀧だったのか?

kiminonahaまず、一葉おばあちゃんの話だと、宮水家は代々入れ替わりをしており、それが神の仕業であることがわかります。

ただ、瀧自身にそういった特殊能力があるわけではないので、なぜ瀧が選ばれたのか?という疑問が残ります。

 

三葉のリアクションで考えると、三葉がわざわざ瀧を選定したわけではなさそうです。

であれば、この一言でしょうか?

「来世は東京のイケメン男子にしてくださぁぁぁぁい!!」

 

と言っても、東京のイケメン男子なんていっぱいいますよね?

これではなぜ瀧が選ばれたのかの答えにはなりません。

考えられる理由を挙げていきましょう。

 

三葉が瀧を選んでいた

最もしっくりくる答えとしては、三葉自身が瀧を選んだということ。

 

劇中では組紐(くみひも)というアイテムが登場しており、これがあらゆる「つなぎ」を得るための重要アイテムとなりますが、これを三葉が東京に出向いた際に瀧に手渡しています。

流れとしてはこの組紐が最後まで2人を繋げることになるので説としては有力だとは思うのですが、そうなると時間軸的な問題が出てきます。

 

そもそも組紐(くみひも)を瀧に渡すきっかけとなったのは、2人が入れ替わったからであって、入れ替わる前に渡してはいるが、入れ替わる前に渡そうと思った物ではない。

ただ、時間軸的には入れ替わる前に渡している(瀧主観)

 

つまり

①瀧と三葉の入れ替わりが起こる

②彗星が落ちる前日に三葉は瀧に会いにいく

③3年のズレがあるので、瀧はまだ中学生、なので三葉の存在は知らない

④三葉は瀧に自分の組紐を渡す

⑤瀧は組紐を渡された3年後に入れ替わりが起こる

 

この説を一つのストーリーとして理解できなくはないですが、ちょっと違和感が残りますね。

 

同い年としか入れ替われない?

瀧と三葉は劇中では時間軸を除けば同じ年という設定になっています。

正確には3年の時間軸のズレがあるため、瀧は三葉の3つ年下ということになります。

 

しかし、宮水神社の巫女が代々、未来の人間と入れ替わっていたとするなら、二葉(三葉の母)は、三葉の父親と一回り歳が離れているという設定なので、12年の時間軸で入れ替わっていたのか?

 

2人の共通点

2人の共通点を考えてみました。

まず、瀧と三葉が最後に入れ替わったときに三葉の人生の走馬灯のようなものが瀧の意識に流れ出します。

 

描写も少し変わり、なぜこの映像をわざわざ見せるのだろう?と疑問に思いました。

その描写で見る限りでは、二葉(三葉の母)は三葉が幼いときに病死?と考えられます。

 

瀧の母親については描写がありませんでしたが、母親がいなくなって少なくとも数年は経過していると思います。

というのも、父親が作る朝ご飯にしては豪華すぎる。笑

 

かなり手馴れていないとあの朝ご飯作れないですよ。

なので、瀧が幼いときに死別?もしくは離婚しているのでは?と考えました。

 

母親が幼い頃からいないというのが2人の共通点になります。

そもそも、あの描写をわざわざ入れてくるのは、何かしらの意味を持たせるためだと思います。

 

ですが、結局は「三葉自身が瀧を選んだ」という線が強いですかね。

時間軸での違和感があるので、少し納得がいかないんですけどね。

 

 

君の名は。【ネタバレ考察】3年のズレに気付かない理由

kiminonahasumaho2人の入れ替わりには3年の時間軸のズレがあります。

スマホの日記機能などを使ったり、部屋にカレンダーまであるのに何で気づかないの?

 

Yは全然気にならなかったんですけど、ネット上では結構納得がいってない人がいたので、項目に付け加えてみました。

 

これはですね!答えは簡単だと思います。

 

気付かなかったから!です!笑

 

もちろんストーリー上、気付ない設定というご都合主義はありますが、、

そもそもですよ?

今が2016年かどうかを疑って生きている人はいませんよね?

 

カレンダーを毎日見たとして「2016年」の文字に目がいく人っていますかね?

 

日記もしかりだと思うんですよね。

日付や曜日は見たとしても、西暦なんてめったなことじゃないと気にならないと思います。

 

スマホで気付くのでは?

まぁ時間軸のズレに気付かなかったのはストーリー上仕方のないことだとして、もし気付く理由があったとしたら、カレンダーとかではなく、スマホじゃないですか?

 

おそらくですけど、2人が使用しているスマホってアイフォンだと思うんですよね。

3年も経てば新機種が2台は出ているわけですから、女子高生である三葉がその最新機種に気付かないという方がよっぽど違和感が残ります。

 

 

君の名は。【ネタバレ考察】なぜ糸守町になかなか辿りつけなかったのか?

itomori糸守町(いともりちょう)に彗星が衝突することで、三葉は死んでしまいます。

この時点で瀧は時間軸のズレに気付いていないため、なぜ入れ替わりがなくなったのかわかりません。

そして瀧は、三葉に会いに行くために糸守町に行くことを決意します。

 

ですが、情報源は瀧が描いた糸守町のイラストのみ。

このせいで、糸守町に辿り着くまで手こずってしまうわけです。

 

ネット上では、なぜ住所がわからない?高校の名前覚えてないの?

などの意見が挙がっていますが、これは入れ替わりのときの記憶が夢のように曖昧になってしまうことから、高校の名前などを思い出せないということだと思います。

 

ですが、三葉は奥寺先輩とデートをするのを覚えていたり、初めて入れ替わったときにはバイト先すらわからなかったのに、入れ替わりを何度か経験する内に覚えて行ったりなど、むしろあれだけ鮮明に糸守町の景色を描けるのに、という違和感が残ります。

 

これは、ストーリーの流れとして設定上の問題として納得するしかなさそうですね。

 

 

君の名は。【ネタバレ考察】携帯は「現在使われていません」じゃなかった

kiminonahanamidaこれね、三葉が瀧のスマホに自分の番号を登録したんですよね。

それで瀧がその番号に電話をかけるんですが「繋がらない」じゃなくて「電話に出ない」だったんですよ。

 

瀧が一番最初にかけたときは電話のコールが鳴るんですよね。

これもちょっと違和感を感じますが、それ以降は

おかけになった電話は電波の届かないところにあるか、、とガイダンスが流れます。

 

携帯電話が解約されていない?

瀧が三葉に電話をしたのが、三葉が死んでから3年後の世界。

でも、このガイダンスが流れるということは、携帯電話の番号は解約されていないということなんですよね。

 

パラレルワールドを行き来しているわけですから、ちょっと違和感。

ネット上では「おかしい」なんて声も挙がっていて、これが「現在使われておりません」だったら結構キレイな感じなのになぁ~と思ったわけです。

 

ですが、そんなことは映画作っている人が一番わかっているはずなんですよね。

だから意図的に「電話は繋がるけど出ない」という表現にしたはずなんです。

 

じゃあなぜ?ということになりますよね。

 

リアリティを追求した

実は携帯電話の番号は各通信会社から借りているものであって、その人個人の所有番号というわけではありません。

 

なので、携帯電話を解約したら、あなたが使っていた番号は約半年ぐらいで使い回しされ、他の人が使用することになります。

 

君の名は。の設定で考えると、三葉が死んでから3年も経過していますから、確実に誰かが元の三葉の番号を使用しているというのが一番リアリティがあるのではないでしょうか?

 

もちろんストーリーの都合上、相手が電話に出ることはありませんでしたが、より現実的な話に近づけるための演出だったのではないかと考えられます。

 

君の名は。【ネタバレ考察】奥寺先輩との距離感

okuderaこれもちょっと気になった流れの一つでした。

瀧は奥寺先輩とデートをしたとき、会話すらおぼつかないような状態でした。

 

それをいきなりプチ旅行+会話もスラスラできてんじゃん!笑

この時点では奥寺先輩に対する気持ちは、三葉のほうに向いていたと思うのですが、、

にしても、いきなりそんな普通の友達みたいな関係になれるもんですかね?

 

奥寺先輩と司ができてる説

糸守町に行くときに、瀧の同級生である藤井司と奥寺先輩が付き添ってくることに瀧は特に違和感を持っていなかったように見えます。

 

司はともかく、女性が男旅行に同行するとなると、瀧の性格だとしっかり否定しそうなものです。

と言うことは、この時点で司と奥寺先輩がカップルであったという疑惑が浮上します。

 

カップルであることを知っていれば、瀧としては何の抵抗もありませんし、友達の彼女である奥寺先輩との距離感が自然に縮まっているのも納得がいきます。

 

2人は結婚している説

奥寺先輩の左手の薬指に指輪があるシーンがあって、どことなく違和感を覚えたんですよね。

 

そのときは、彼女は結婚したんだよってことを強調したかっただけなのかと思ったのですが、よくよく考えれば、そこまで奥寺先輩が結婚してるかどうかが重要かな?と思ったわけです。

 

それでまぁちょっと調べてみたら、、

気付かなかった!司の左手の薬指にも指輪をハメているシーンがあったようです!

 

これはちゃんとした伏線っぽいですねぇ~。

やはりというか、この2人はカップルだったわけですね。

まぁ指輪=結婚とはなりませんが、流れ的には「結婚」というのを結びつけたかったのでしょう。

 

 

駅で下車した2人はなぜ階段まで歩いたのか?

ラストのシーンになりますが、2人は電車越しにめぐり会います。

 

なにかの衝動に駆られた2人は、電車から降り、がむしゃらにお互いを探すわけです。

そしてめぐり会ったのがこの場所

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この場所にもきちんとモデルがあります。

 

四谷駅最寄の須賀神社ですね。

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かなりの再現度を誇っており、監督のこだわりが感じられます。

 

2人が電車を飛び出したのはおそらく四谷駅ということになりますが、なぜ2人をここでめぐり合わせたのかな?っと思ったわけです。

2人が電車を飛び出してから再開するまでにちょっと時間が長いな?と思ったので疑問が出てきたんですよね。

 

ただただラストの場所をこだわりたかったと言われればそこまでなんですが、なんとか理由をこぎつけたいと思い須賀神社について調べてみました。

 

最初はね、須賀神社は「縁結び」で有名な神社だろうなぁ~と思ったんですよ。

でも、全然そんなことなかったんです。

 

で、ちょっと調べてみると須賀神社はあらゆるご利益がえられる神社なのですが、土木建築運を頂ける神社なんですね。

 

これも推測ですが、瀧は土木建築関係の仕事を目指していたはずなんです。

友人とカフェに行ったときなんかは、内装の会話もありましたし。

と言っても、これは完全にこじつけたかっただけです。

 

でもラストのシーンって絶対にこだわっているはずなんです。

絶対に理由があるはずなんですよね。

 

君の名は。ネタバレ考察まとめ

今回は君の名は。についていろいろと考察してきました。

ですが、正直ここまで考えて見なくてもふつうに楽しめばいいと思います。笑

 

ただ、アニメ映画というのは日本が世界に誇れる技術ですし、あらゆる角度から作品を見てみるのもアニメ映画の楽しみ方ではないかな?と思います。

 

実写映画ではハリウッドに及ばずとも、アニメだけは日本は世界最高峰と言える位置にいますからね。

これからも、こういった素晴らしいアニメを作っていただけたらなぁと思います。

 

ちなみに小説版の方も売れ行き順調みたいなので、読みたくなった人は是非おすすめします。

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